帝王学 「貞観政要」の読み方 山本七平

帝王学 「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫)

帝王学 「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫)

自分のスタッフを数人持つようになり、リーダたるものに必要な資質、行動指針を探している時、日経ビジネス伊藤忠商事会長の丹羽さんのコラムで貞観政要に触れているものがあり、早速amazonで検索してこの本と守屋洋著の下記を買った。

「貞観政要」のリーダー学 守成は創業より難し

「貞観政要」のリーダー学 守成は創業より難し

守屋氏の本はざっと目を通したレベル。

貞観政要』は、『書経尚書)』と並んで中国帝王学の原点とされているもので、中国の長い歴史の中でも屈指の名君として知られる唐王朝の二代目李世民(り・せいみん:在位626-649)にまつわる話であり、日本でも北条政子徳川家康、歴代天皇が親しんでいる書である。

どちらも『貞観政要』の入門編といった趣であるが、仕事上の指針形成の材料となると思う。

先月は初の中国出張で北京に行き紫禁城に感動したこともあり、中国の歴史をまじめにいつか学び直してみたくなった。