『池袋ウエストゲートパーク』石田衣良

池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)

池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)

「新しい時代の『はやり本』」を読もうと思って買った。
中学・高校の頃は池袋特に西口の方が遊び場だったので、そこが
舞台になっているこの本は「わが町が舞台の小説」って感じ。


昔『テロリストのパラソル』(藤原伊織)を読んで、新宿中央公園
描写がすごく身近に感じられたけど、『池袋』はより自分に近い町
なのでさらに入り込みやすかった。内容的には『テロリスト』に軍配を
あげるけどね。

クオリティは、「読み捨てる漫画」もしくは二流深夜ドラマのレベル。
だけど、一気に読んじゃった。